大相撲力士の四股名

四股

大相撲力士になると大概の場合、四股名をつけてもらいます。しかし初めは、呼びやすい名前であれば本名で通すことも多く、昇進のタイミングで特別な四股名へと変わります。昇進のタイミングとは十両に上がって関取と呼ばれるようになる時や、大関になる時です。

大相撲の四股名はそれを見ればどこの部屋に所属しているのかわかる場合もありますが、つけ方はいたって自由です。師匠の好きな字、力士本人の好きな字、両親の好きな字を入れることもありますし、先代の名前から一文字もらうこともあります。国名やふるさとの名称を入れることもあります。本名のままが良いという場合はそれが認められます。独特な名前にしたいと、当て字にする場合もあります。

そして、力士たちはその名前で頑張っていくのですが、どうも成績が上がらない、怪我が多くて困るなど、心機一新したいときにはその場所の千秋楽がおわってから届け出をすることで改名が認められます。芸能人でもそうですが名前が変わってから頭角をめきめきと現す人もいますので、名前は重要です。