元力士の芸能人というと?
大相撲は日本の国技と言われており、古くから国民の間で極めて高い人気を誇ります。そして、バラエティー番組やドキュメント(密着)番組などを通じて面白いキャラクターが世間に伝わり、現役時代からタレント性を高く評価されていた人も多数存在してきました。
そういった力士は引退すると大手芸能事務所の間で争奪戦となり、引退後はタレントとして活躍する事が多い傾向にあります。
その先駆けと言えるのが輪島大士(四股名:輪島)さんで、幕内優勝回数14回を誇る彼は引退後に短いプロレスラー時代を経てタレントに転身しました。1990年代に入ると、当時の芸能界で一世を風靡していたとんねるずの超人気バラエティー番組で面白いキャラクターに脚光が当たり、タレントとして大ブレイクしました。
小さい体ながら「ねこだまし」など華のある技で国民を魅了してきた舞の海秀平(四股名:舞の海)さんは、1999年末をもって角界から引退しました。翌2000年には芸能界入りし、当初はスボーツキャスターとして活動していものの、年を追うごとにタレントとして能力がどんどん伸びていき、現在はマルチに活動しています。
弟の貴乃花と共に「若貴ブーム」を巻き起こした若乃花は、2000年春に引退すると主に実業家として活動していました。
しかし、2011年に芸名を花田勝から花田虎上に改名してからはバラエティー番組にたくさん登場するようになり、タレントとして不動の人気を築いています。