大相撲 前頭の意味や位に関して

取り組み

大相撲は横綱を筆頭に、大関・関脇・小結とありその次に前頭と呼ばれる地位があります。格付けを示すものですが、十両から小結の間に属する全力士を示します。役の付いていない幕内力士という事で、平幕という呼び方もします。

前頭力士の給料は、月額で130万円ほど支給され本場所ごとに奨励金が24万円×6場所と、勝ち越しや横綱を破った際の金星が上乗せされます。それを合わせると年収はかなりの額になります。

前頭の地位は、1枚目である筆頭から15枚目まで存在し東西に分かれます。幕内の人数が40人と決まっており、横綱や三役と呼ばれる大関・関脇・小結の人数によって変動があります。

大相撲の番付の基本として、勝ち1につき1枚上がり、負け1につき1枚下がるという基準があります。しかし力士の勝ち負けの人数では変動があり、勝ったとしても半枚しか上がらない事もあります。半枚は、西の番付だった場合は、次の場所では東に移動するだけです。

大相撲界では、番付の地位で全てが決まるので一つでも上に上がる為に、日々の稽古に励んでいます。