大相撲力士 注目すべき関脇

大相撲において、関脇は、横綱、大関に次ぐ3番目の地位で、大関の脇を務める者という意味があると言われています。大相撲では、横綱に続く、大関と関脇と小結の地位は「3役」と呼ばれ、横綱の土俵入りの際に、3役の力士は、太刀持ちなどの役割を担うことがよくあります。

横綱や大関のように昇進に必要な勝利数などの基準は決まっていないので、幕内で8勝7敗で勝ち続ければ、いずれは到達できる地位とされています。関脇は、東西に1名ずつ最低2名を置くことが決められているため、成績が不振であっても、他の力士よりも優秀であれば、昇進できるという場合もあります。

横綱に次ぐ3役は、幕内の中でも、安定した成績を残せる実力派がそろっています。場所の序盤の方では、前頭など地位の低い力士との取組が多いですが、中盤以降は、3役同士や横綱との取組が見られるようになるので、見どころが大きく増えていきます。将来の横綱候補となる若手力士もいるので、注目して見るのがおすすめです。